英国拡大労働者(UK Expansion Worker)ビザは、保有者に英国外の企業(海外企業)の英国初支店/子会社を設立する権利を与えます。これは、既に海外企業でシニアマネージャーまたは専門職従業員として雇用されている方を対象としています。
手続きの一環として、海外企業の雇用主は英国企業のスポンサーライセンス(sponsor licence)を取得し、スポンサーシップ証明書(certificate of sponsorship)を発行できるようにする必要があります。従業員は、英国拡大労働者(UK Expansion Worker)ビザを申請する際にこの書類が必要になります。
英国拡大労働者(UK Expansion Worker)ビザは最長12か月間有効で、さらに12か月延長でき、このビザで英国に滞在できる期間は最大2年間となります。雇用主は、英国拡大労働者(UK Expansion Worker)ビザの有効期限後の対応について、計画を立てておく必要があります。例えば、当該従業員を英国に留めておく必要がある場合、技能労働者(Skilled Worker)ビザなど、別の種類のビザを申請する資格があるかどうかを確認し、英国拡大労働者(UK Expansion Worker)ビザの有効期限が切れた際に円滑に切り替えるよう準備しておく必要があります。
英国拡大労働者ビザ(UK Expansion Worker)ビザの対象者とは?
申請者である従業員は、通常、海外企業に12か月以上勤務しているか、英国拡大労働者(UK Expansion Worker)ビザで英国就労中に支払われる給与が£73,900以上である必要があります。ただし、英国との貿易協定に基づき、日本国籍またはオーストラリア国籍の者については、例外が適用される場合があります。
さらに、申請者が英国で従事する職務は、政府が定める適格職種リストに掲載されている必要があります。給与は当該職種に必要な最低適格給与である年間£52,500、またはその職種に必要な相場賃金(going rate)のいずれか高い方を満たす必要があります。
申請者はは、英国内での生活するための十分な資金が銀行口座にあることを示す必要があり、扶養家族がいる場合は扶養家族の分も資金を保有していることを証明しなければなりません。
海外企業が英国でまだ事業を展開していないことが申請の条件の1つで、そうでない場合は別の種類のビザが必要となります。
スポンサーライセンスの取得
海外企業は、従業員が英国拡大労働者(UK Expansion Worker)ビザを申請する前にスポンサーライセンスを取得する必要があります。
海外企業は英国に事業拠点を有している必要があり、例えば、英国内の事業所、英国に登記がある子会社またはCompanies Houseに登録された支店および事業所がある場合が該当します。英国外での取引実績(通常は最低3年間)と英国進出に関する事業計画も求められます。
スポンサーライセンスには、スポンサーライセンスの遵守要件を積極的に監督する承認責任者(Authorising Officer)を任命する必要があります。承認責任者は、英国の企業で働くために英国拡大労働者(UK Expansion Worker)ビザを取得する予定の本人であることも可能です。英国到着後、スポンサーライセンスをアップグレードすることで、このカテゴリーで最大5つのスポンサーシップ証明書を発行できるようになります。また、ライセンスに技能労働者(Skilled Worker)やシニアまたはスペシャリストワーカー(Senior/Specialist Worker)(Global Business Mobility)などの代替のビザカテゴリーを追加申請することも可能です。
3CSにできること
3CSの経験豊富な移民法弁護士が、英国拡大労働者(UK Expansion Worker)申請を検討している就労希望者へのアドバイスや、雇用主のスポンサーライセンス申請の支援を行います。
ガイダンスまたは代理が必要な場合は、お気軽にお問合せください。




