7月19日にイングランドでCOVID-19の規制緩和を受けて、内務省(Home Office)は、必要に応じて様々なオフィスや企業を訪問し、コンプライアンス監査を再開することを示唆しています。これらの監査プロセスは、パンデミックや、2020年初頭から2021年にかけての幾度かのロックダウンのために中断されていました。そのため、貴社の記録保持プロセスが常に最新であり、内務省(Home Office)のスポンサーライセンス規則に準拠していることを確認することが重要となります。
内務省(Home Office)がコンプライアンスに力を入れることで、私のビジネスにどのような影響がありますか?
内務省(Home Office)は、スポンサーが法律に規定されたすべての規則やガイドラインを遵守するよう、スポンサーに重要な義務を課しています。スポンサーの義務は、記録管理の義務を確実に果たすことから、スポンサーである従業員がスポンサー証明書に記載されている条件をすべて遵守することまで多岐に渡ります。ライセンス期間中はいつでも、内務省はスポンサーとなった移民が働いている住所を告知し、または抜き打ちで訪問する権利があります。したがって、貴社がスポンサーシップ義務を完全に遵守しているかどうかを確認することが重要です。これを怠ると、貴社のライセンスがダウングレードおよび/または停止される可能性があります。深刻な不履行の場合には、ライセンスが取り消される可能性もあります。その場合、スポンサーとなっている移民だけでなく、将来的にスポンサーとなる移民を募集・雇用する能力にも深刻な影響を及ぼす可能性があります。
スポンサー・ライセンスを持つことによる継続的な責任は何ですか?
現在、スポンサー・ライセンスをお持ちの方は、ご自身の状況に変更が生じる可能性がある場合に、スポンサーシップ・マネジメント・システム(SMS(Sponsorship Management System))を通じて、定期的に内務省(Home Office)に報告しなければならないことをご存じでしょう。これは、スポンサー・ライセンス保持者の適性と信頼性を評価する際に、内務省が非常に真摯に取り組んでいる継続的な責任です。また、スポンサーシップ・マネジメント・システムを使用して、不正な報告を監視・確認しています。この要求に従わなかった場合、内務省が抜き打ちで監査に訪れることもあります。
スポンサーが内務省(Home Office)のアップデートを要求される一般的な状況とは??
例えば、会社名の変更、住所の変更、主要な人員の変更、子会社やリンクされた企業の設立または閉鎖、TUPEの状況、合併や買収、移住者の役割の変更、給与や職務の変更、移住者の離職などが挙げられます。 必要なスポンサー・ライセンスの義務を果たすためには、人材、努力、やる気が必要です。組織の規模にもよりますが、月単位ではなく週単位で報告義務を果たすことが求められる可能性もあります。
これらの内務省(Home Office)の義務を果たすために、3CSがお手伝い出来る事は?
3CSは、貴社のレベル1ユーザーとしてご指定頂くことで、上記の責任をお手伝いします。そして、私たちにお伝え頂いた貴社の重要な情報は記録され、指定された期限内に内務省(Home Office)に正確に報告されます。また、弊所をお客様の外部レベル1ユーザーとしてご利用いただくことで、その他の特典をお受け頂けます。例えば、スポンサー証書(Certificate of Sponsorship(CoS))の割り当て、使用する適切な職業コード(Standard Occupational Classification (SOCコード))、スポンサーシップ・マネジメント・システム(SMS(Sponsorship Management System))が確実に準拠するためのあらゆる面での一般的なガイダンスについてアドバイスすることが可能です。
また、お客様の人事ファイルや記録保持プロセスの監査を行うことで、お客様のコンプライアンスを確認し、人事システムを改善することが出来ます。その後、プロセスや手順の弱点を指摘し、改善のための推奨事項を盛り込んだオーダーメイドの報告書を作成します。この報告書は、将来のコンプライアンスを確保するための参考資料としてご使用頂けます。さらに、コンプライアンスやスポンサーとしての義務についてアドバイスするトレーニングセッションも提供しております。また、記録管理を改善し、コンプライアンス規則を満たすための関連セクションを確実に設置するための特別に仕立てた雛形文書も提供していますので、ホームオフィスからの不利な判断を避けることが可能です。
上記のようなサポートが必要な場合は、弊所までご連絡ください。