[移民法]ニュース速報： 内務省（Home Office）手数料の引き上げ

内務省（Home Office、UK Visas and Immigration として運用）は、2025年4月9日より適用される手数料の引き上げを発表しました。手数料のほとんどはおおよそ7%の引き上げとなりますが、ビザ申請やスポンサーシップリクエスト（スポンサーシップ証明書の優先割り当て等）に関して、いずれの優先サービス手数料にも引き上げはありません。

最も大きな引き上げは、スポンサーシップ証明書（CoS）の割り当てにかかる手数料で、現在の£239から£525に引き上げられます。これは現在の手数料の2倍以上にあたる大きな変更であり、おそらく、スポンサーライセンスの更新が不要になったことで、内務省（Home Office）が失った収益を回収しようとする内務省の意向によるものと考えられます。

以前は、スポンサーライセンスは4年ごとに更新が必要で、その都度スポンサーライセンス料が支払われていました。例えば、大規模なスポンサーは更新時に£1,476を支払っていました。しかし、2024年4月から更新要件が撤廃され、すべてのスポンサーライセンスは現在、無期限で付与されており、スポンサーは更新を行う必要も、更新料を支払う必要もなくなりました。
このため、内務省（Home Office）の収益の大幅な減少が予想され、その回収のために、このスポンサーシップ証明書（CoS）発行手数料の大幅な引き上げが行われた可能性があります。

クライアントの皆様に最も関連のある、シニアまたはスペシャリストワーカー(Senior/Specialist Worker) ビザ や技能労働者（Skilled Worker）ビザに関連する主な料金変更は以下の通りです。

現在、Immigration Skills Charge やImmigration Health Surcharge が近い将来にさらに値上げされるという確認はありませんが、変更の可能性は常にあります。

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